感情ってどこにある?
かつて、僕は感情を捨てた。
笑ってやり過ごすようになった。
泣いたら負けだと思ったから。
面倒なことは笑ってごまかす。
何をされても無視をして反応しない。
それでよかった。
そんな中学時代を過ごし、
いつしか僕は泣かなくなった。
それが僕の生きる術だった。
元々、何かあるとすぐに泣く泣き虫だったのに…
涙は枯れてしまったのか?
悔しいこともあった。つらいこともあった。
それでも、笑っていればなんとかなる。
僕の感情はどこに行ったのか?
僕はそうやって大人になり、
仕事を始めた。嫌なことがあった。
つらいことがあった。
笑ってても、なにも解決しない。
「ふざけてるのか?」
「真面目にやってるのか?」
怒号がとんだ
恐怖を感じた。ストレスで身体が痛くなった。
目の回りがピクピクした。
泣いたこともあった。
あれ?僕、感情あるのかな?
その瞬間、気付くことができなかった。
後々になって怒ってたり悲しかったり
その瞬間、頭が真っ白だった。
そんな時に出会ったインプロ
向き合い始めた感情
まだ、未熟なこども
自由に出せたらいいね。
懐かしい自分に出会える
隠せたらいいね
それも自分だから。
感情を見せたくない。恥ずかしいって気持ちが
邪魔をする。
そんな自分もいいけど、
自由に感情を出せる自分のことも
許してあげたいから
もっと感情の変化に
敏感になろうって思うんだ。